「香水をつけてみたいけど、何を選べばいいか分からない」
「女性から『いい匂い』って言われたいけど、つけすぎたらどうしよう…」
こんな風に悩んでいませんか？
香水は、ただの身だしなみツールではありません。自分に自信を持たせてくれたり、周りに好印象を与えたり、新しい自分に出会うためのきっかけにもなります。
でも、香りの種類は多すぎるし、どうやって選んだらいいか、どこにつけるべきか、分からないことだらけですよね。
大丈夫です。香水好きの女性である私が、香水初心者のあなたに向けて、失敗しない選び方の基本と、特に女性ウケが良く、「いい匂い」と褒められること間違いなしのメンズ香水を5つ厳選してご紹介します。
この記事を読めば、あなたの香水デビューはもう失敗しません。一緒に、自分にぴったりの「特別な香り」を見つけましょう。
香水選びで「失敗しない」ための3つのポイント
香水選びは、難しく考える必要はありません。まずはこの3つのポイントを押さえるだけで、ぐっと選びやすくなります。
ポイント1: 香りの系統を知る
香水には、香りの種類を表す「系統」があります。代表的な系統は以下の通りです。
- シトラス系: レモンやオレンジのような、爽やかでフレッシュな香り。清潔感があり、万人ウケしやすいので初心者にもおすすめです。
- ウッディ系: 落ち着いた樹木や森の香り。知的で大人っぽい印象を与えます。
- フローラル系: 花の香り。甘く華やかですが、男性向けは甘すぎず、爽やかさをプラスしたものが多くあります。
- 石鹸系・シャボン系: まるでお風呂上りのように、清潔感あふれる爽やかな香り。香水をつけていると感じさせず、さりげなく好印象を与えたい時にぴったりです。
ポイント2: 濃度の違いで香りの強さを知る
香水のパッケージに書かれている「オードトワレ」や「オードパルファム」は、香料の濃度を表しています。
- オードトワレ（EDT）: 濃度が低めで、香りの持続時間は2～4時間ほど。ふわっと軽やかに香るので、香水初心者でもつけすぎの心配が少なく安心です。
- オードパルファム（EDP）: 濃度が高く、持続時間は5時間以上。しっかり香るので、付け方や量に注意が必要です。
最初は軽やかに香るオードトワレから試すのがおすすめです。
ポイント3: TPOに合わせた香りを選ぶ
香水は、シーンに合わせて使い分けるのがデキる男性の基本です。
- 普段使いやオフィス: 清潔感のある石鹸系や、爽やかなシトラス系が好印象です。
- デートや特別な日: 知的なウッディ系や、さりげない甘さのあるフローラル系で大人の色気を演出しましょう。
香りの系統や濃度、シーンを意識するだけで、香水選びの失敗はぐっと減ります。
香水好きの女性が厳選！初心者におすすめのメンズ香水5選
さきほどご紹介したポイントを踏まえて、香水初心者がまず試してほしい名品を5つ選びました。どれも女性からの評判が良く、安心して使えるものばかりです。
【清潔感】メゾン マルジェラ レプリカ レイジーサンデーモーニング
- 香りの特徴: 清潔感あふれる石鹸や洗い立てのリネンのような香りで、香水をつけていると主張しすぎない、男女問わず好感度の高い香りです。
- おすすめポイント: まるでホテルの高級リネンのように上品な香りが、身だしなみに気を遣う大人の男性を演出してくれます。どんなシーンでも使いやすく、香水初心者でも失敗しにくい定番の香りです。
【爽やか】ブルガリ プールオム オードトワレ
- 香りの特徴: 爽やかな柑橘系の香りから、次第に落ち着いたウッディな香りへと変化する、バランスの取れた爽やかさが特徴です。
- おすすめポイント: 軽やかでフレッシュな印象を与え、幅広い世代に愛されているロングセラー。カジュアルなプライベートシーンからビジネスシーンまで、どんな場面でも好印象を与えてくれます。
【知的】イソップ タシット オードパルファム
- 香りの特徴: ユズの爽やかなシトラスに、落ち着いたウッディな香りが重なる、知的で個性的な香りです。
- おすすめポイント: 天然精油のような自然な香りは、香水が苦手な人にも受け入れられやすく、さりげなくおしゃれな雰囲気を演出したい方におすすめです。周りと差をつけたい、ワンランク上を目指す方にぴったりです。
【色気】ディオール ソヴァージュ オードトワレ
- 香りの特徴: ワイルドさと清潔感を両立させた、セクシーで力強い香りです。柑橘系の爽やかさから、スパイシーで温かみのある香りへと変化していきます。
- おすすめポイント: 大人の男性の色気を引き出し、自信を与えてくれます。ビジネスシーンや、ここぞという時のデートなど、自分を魅力的に見せたい時に最適です。
【上品】ジョー マローン ロンドン ウッド セージ & シー ソルト コロン
- 香りの特徴: セージの土のような香りと、潮風のようなマリンノートが融合した、洗練された上品な香りです。
- おすすめポイント: 自然を感じさせる落ち着いた香りで、リラックスした雰囲気を演出できます。他の香りと重ねづけ（レイヤリング）して、自分だけの香りを楽しめるのも魅力です。
これらの香水はどれも人気が高く、デパートや香水専門店で試すことができます。ぜひ一度、店頭で香りを試して、あなたの「特別な香り」を見つけてみてください。
香水は「つけ方」が9割！失敗しないための実践講座
せっかく自分にぴったりの香りを見つけても、つけ方を間違えると台無しになってしまいます。ここでは、香水初心者がやりがちな失敗を避け、効果的に香らせる方法をお伝えします。
NGなつけ方：やってはいけないこと
- 1. 香水を直接服にかける: シミになる可能性があるため、やめましょう。
- 2. 強くこする: 香りの分子が壊れてしまい、本来の香りが楽しめなくなります。
- 3. 付けすぎ: 香りがきつくなり、周囲に不快感を与えてしまう「香害」の原因になります。
正しいつけ方：さりげなく香らせるコツ
香水は、体温が高い場所につけることで、香りが立ちやすくなります。以下のポイントを意識してみましょう。
- おすすめの場所:
- 手首: 体温が高く、脈を打つ場所なので香りが広がりやすいです。
- うなじ（首筋の後ろ）: 歩くたびにふわっと香りが広がり、特に女性が好む場所です。
- ひざの裏: 下半身につけることで、香りが下から上に立ちのぼり、さりげなく香らせることができます。
- 正しい付け方:
- 香水の種類にもよりますが、まずはワンプッシュから試してみましょう。
- 手首につける場合は、もう片方の手首で軽くトントンと叩くようにして香りを移すのがおすすめです。こすらないように注意してください。
香水は「つける」のではなく、「まとう」というイメージで使うのがコツです。さりげなく香ることで、あなたの魅力を最大限に引き出してくれます。
香水は「新しい自分」に出会うきっかけ
この記事では、香水初心者のあなたに向けて、失敗しない選び方から、おすすめの香り、そして正しいつけ方までを解説しました。
香水選びは、難しくありません。まずは、この記事で紹介した香水の中から、少しでも「いいな」と感じたものを一つ試してみてください。
香水は、おしゃれなファッションアイテムであるだけでなく、あなたの気分を上げたり、周りの人に良い印象を与えたりする魔法のアイテムです。
自分にぴったりの香りを見つけることで、きっと新しい自分に出会えるはず。さあ、今日からあなたの香水ライフをスタートさせてみませんか？
